東工大建築学専攻塚本研の活動をレポートしていきます。

2012年6月19日火曜日

ワカメ漁体験記

こんにちは。塚本研究室修士1年の戸井田と信川です。
今年3月に行われたアーキエイド主催の復興支援合宿の活動のもとで現地に訪れた際に、漁師さんの御好意により、小渕浜でワカメ漁の体験をさせていただく機会を頂きました。塚本研究室からは戸井田, 信川, 横田の三名が参加しました。
今回はその様子をレポートさせて頂きます。
(キャンプの詳細についてはアーキエイドのHP http://archiaid.org/ をご参考ください。)

一日の大まかな流れは次のようになります。
4:30  | 起床
5:00  | 港到着、出港準備
5:30  | 出港(一回目)
6:30  | 帰港
6:45  | めかぶ耳削り作業開始
7:00  | 出港(二回目)
8:00  | 帰港
8:30  | 朝食
10:00  | ボイル作業開始、不要部分離作業開始
11:00  | 塩蔵作業開始
12:00  | 昼食
14:30  | 耳削ぎ終了、めかぶ出荷
15:00  | 塩蔵作業終了
17:30  | 作業終了
各作業を順に説明していきます。

-刈取り作業(5:30~6:30)(7:00~8:00) 
ワカメ刈取りには漁船を使用し、作業はアルバイト含めた5名で行いました。
船長さんを中心に大声で指事が飛び交う真剣な場は、とても私たちが入って体験させてもらうようなものではなく、ただただ圧倒されるばかりでした。

早朝5:00の日の出前の漁港

 5:30 養殖場へ出港 3月であったが、かなり風が冷たい

沖からみた半島はとても美しい

 出港から10分程度で養殖場へ到着 浮きがきれいに並んでいる

 到着と同時に作業に移る まず海に沈んだ縄を引き上げていく

 鎌のような刃物で手分けしてワカメを根元から切っていく

 次々にワカメが引き上げられていく

6:15 船がワカメで一杯になったところで作業は終了 

 漁を終え帰港

6:30 フォークリフト で穫ったワカメを引き上げていく
-耳削ぎ作業(6:45~14:30)
ワカメの茎の部分が港の空きスペースに広げられ、茎とめかぶを分ける作業が行われる。めかぶは14:00までに生のまま出荷するため、それまでにできるだけたくさん耳削ぎをする必要がある。私たちが行ったのは主にこの作業で、普段は女性や子供が手伝うことが多いという。出荷量がピークを迎える時期は作業が間に合わないため、近所の小学生が集って、皆で作業を手伝うそうです。

 まずは根と茎を選別する作業から始める。

道具はこのようなものを使う

めかぶの耳取り作業は、人の手によって行われ、大変な重労働でした

道具の先にめかぶを引っかけ・・・

 削ぐように茎とめかぶを分ける

めかぶはそのまま出荷される

 皆で休憩 休憩は約2時間おき程度にとられる。

-ボイル冷却作業及び塩蔵処理(10:00~14:30)
ボイル作業では、ボイル釜へワカメ投入し、撹拌した後、冷却槽に排出される。冷却し水洗いされたワカメはその場で篭からネット袋に移され、少し離れた作業場にフォークリフトで運ばれる。
 
自家加工施設

 左の湯気がたっている方がボイル機で右が冷却器

熱処理されたワカメはネットに入れられ、近くの作業場に運ばれる 

作業場 

 ネットに入れられたワカメはそのまま高濃度の海水で撹拌されて塩蔵処理される

塩蔵処理されたワカメは一晩程度塩漬けにされる

-ワカメの不要部分離作業(10:00~14:30) 
運ばれてきたワカメは作業所で不要部分の分離作業が行われる。

ワカメの葉体、中芯、先枯れ部に分離される。

- 昼食 (12:00〜13:00)
昼食は皆でとる。この日は船長の奥さんが作ったカツ丼とみそ汁皆にふるまわれた。

昼食の様子

その日のうちに加工しきれなかったワカメは一晩海水につけられ、翌日加工される

16:00 この日の作業はここで終了

以上、ワカメ漁の報告でした。
漁師の皆様、色々拝見させていただき、どうもありがとうございました。